たまごの保存方法
たまごのほぞんほうほう
たまごについて学んでみよう!
たまごの中はひよこが生まれてくるための特別な空間なので、無菌状態になっています。
このため、他の食品と比べると賞味期限はかなり長いほうで、夏季(7~9月)で16日以内、春秋期(4~6月、10~11月)で25日以内、冬季(12~3月)で57日以内とされています。店頭で表示されている賞味期限は、安心しておいしく生食できる期間として、パック詰めしてから2週間(14日)程度を表示するようになっています。(参考:日本卵業協会)
しかし、ひび割れがあるたまごは無菌状態でなくなっているので賞味期限にかかわらず、生食で食べるのはやめてください。
たまごを長持ちさせるために
より良い状態で保存するために、とがったほうを下、丸いほうを上にして保存しましょう。
たまごの殻の内側には2枚の膜があり、産み落とされてからたまごが冷えてくると、この2枚の膜が分離して、たまごの丸いほうに「気室」と呼ばれる空間が作られてきます。日数が経過するとたまご内部の水分が蒸発して気室が大きくなってくるので、たまごの中で気室が動き回らないように、たまごの丸いほうを上にしておくとよいのです。