平飼い
ひらがい
地鶏たちはいつでも伸び伸びと歩き回って健康に暮らしています。
ストレスなく育った地どりのたまごはコレステロール値が低く、食べる人にやさしいおいしさです。
地どりに愛と自由を!
昔、能登の農家では床下(縁の下)に鶏を飼っていました。食肉・鶏卵の流通も今ほど便利ではなく、たまごが非常に高価だった時代のお話です。
毎日生みたての新鮮なたまごをいただいて、日々の健康をつないでいました。
当農園では、たまごは工場のように生産されるのではなく、一つ一つ丁寧に手で集めておいしく 「いただく」文化を子供たち・孫たちにも伝えていきたいと考えます。
地どりたちはいつでも伸び伸びと歩き回って健康に暮らしています。
ストレスなく育った地どりのたまごはコレステロール値が低く、食べる人にやさしいおいしさです。
鳥の里の平飼いは
1㎡当たり5羽。
EU基準よりのびのびしています。
平飼いの基準は世界でちがってきます。
EUでは1平方メートル当たり9羽、日本では16羽以上の飼育密度でも「平飼い」と認定されています。
能登鳥の里では世界基準よりものびのびと地どりたちが暮らしています。
平飼いとケージ飼育の違い
能登地どりはいつも清掃が行き届いた広い鳥小屋を散歩し、ストレスがなく、伸び伸びと暮らしています。
平飼いではないたまご事業者はマンションのように何段もケージを重ね、たまごを産む機械のように鶏を飼育しています。
平飼いは、効率・生産性はケージ飼育に比べてぐっと下がってしまいますが、生き物の命をいただくお仕事をさせていただいている以上、せめて鶏には幸せな暮らしをさせてあげたいと思います。
その分、出荷できる数も少なくなり、お値段も割高になってしまいますが、ご理解いただければ幸いです。
自然な環境での有精卵
能登鳥の里では、オス・メスのつがいで育てていますので、自然な環境で有精卵が生まれてきます。
雌100羽に対し雄5羽の割合なので、受精率は約80%ぐらいで、季節・餌によって差があります。
栄養価的には無精卵と大きな差はありませんが、有精卵はあたためると生命が生まれる力をもっており、無精卵では腐敗してしまいます。
能登鳥の里ではより自然な環境で鶏を育て、たまごをいただくことに力を注いでいます。
なお、能登鳥の里での「有精卵」は、食用のための取り組みであって、ふ化を目的としたものではございませんので、ふ化・鶏の飼育を目的とした方への販売は行っておりません。